事業所内アンケート集計結果と考察
1.環境・体制整備
利用定員が指導訓練室等スペースの関係で適切であるか。
・はい (78%) ・いいえ(0%) ・どちらでもない(22%)
(考察)
スペースとしてこれ以上確保することが不可能である。現状を活用していくことを大切にしていく。
職員の配置数は適切であるか。
・はい (67%) ・いいえ(0%) ・どちらでもない(33%)
(意見)
・時間帯、曜日においてはスタッフがもう少しほしい時もあります。
(考察)
・一人で三人の子どもを見る日もあるが、バランスを考え今後も配置していく。
事業所の設備等について、バリアフリー化の配慮が適切になされているか。
・はい(0%) ・いいえ(78%) ・どちらでもない(22%)
(意見)
・バリアフリーではないが、子どもの特性にあわせ配慮している。
・現状の設備で不自由は感じていません。
(考察)
・対象の子どもがいないため、バリアフリー化は考えていません。
2.業務改善
業務改善を進めるためのPDAサイクル(目標設定と振り返り)に広く職員が参画しているか。
・はい(56%) ・いいえ(0%) ・どちらでもない(44%)
(考察)
・常勤の職員とは日常的に会議を持ち、改善を図っている。臨時の指導員との情報交流が、少ないので、今後定期的に会議を持つようにしていく。
・今年度は、一人一人の様子についてまとめ、全体で会議をもち交流した。今後も継続していく。
保護者向け評価表を活用する等アンケート調査を実施して、保護者の意向を把握し、業務改善に つなげているか。
・はい(89%) ・いいえ(0%) ・どちらでもない(11%)
(考察)
・保護者アンケート及び事業所内アンケートを実施し業務改善を図っている。
この自己評価の結果を、事業所の会報やホームページで公開しているか。
・はい(89%) ・いいえ(0%) ・どちらでもない(11%)
(考察)
・今回のアンケート結果は、保護者に公開済みである。また、第三者評価委員会開催後ホームページで公開していく。
第三者による外部評価を行い、評価結果を業務改善につなげているか。
・はい(78%) ・いいえ(0%) ・どちらでもない(22%)
(考察)
・第三者評価委員会を毎年開催している
。
職員の資質向上を行うために、研修の機会を確保しているか。
・はい(67%) ・いいえ(0%) ・どちらでもない(33%)
(考察)
・専門性を高めるため、事業所外研修に行った後の報告を会議の場やレポートで臨時の指導員にも報告する機会を設けていく。
・今後も事業所内研修の場を設け専門性を高めていく。
3.適切な支援の提供
アセスメントを適切に行い、子どもと保護者のニーズや課題を客観的に分析したうえで 、放課後デイサービス計画を作成しているか。
・はい(89%) ・いいえ(0%) ・どちらでもない(11%)
(考察)
・管理者・児童発達管理責任者によりアセスメントを行い、分析したうえで細かな支援計画を作成している。
子どもの適応行動を図るために、標準化されたアセスメントツールを使用しているか。
・はい(78%) ・いいえ(0%) ・どちらでもない(22%)
(考察)
・医療機関等で実施された検査をもとに、子どもの特性を把握し支援計画に反映させている。
活動プログラムの立案をチームで行っているか。
・はい(78%) ・いいえ(0%) ・どちらでもない(22%)
(考察)
・日常指導の計画は管理者のみが行い、年間プログラムに関して児童発達管理責任者が行って全員で共有している
活動プログラムが固定化しないように工夫している。
・はい(56%) ・いいえ(0%) ・どちらでもない(44%)
(考察)
・活動プログラムに関しては、日常指導に関しては、実施後次の日に会議を持ちその日の様子を話し合い次の指導計画に反映させている。年間のプログラムに関しては、作成後チームで検討し実施し、終了後評価し次の活動に役立てている。
平日、長期休暇に応じて、課題をきめ細やかに設定している。
・はい(89%) ・いいえ(0%) ・どちらでもない(11%)
(意見)
・長期休暇には、平日ではできない課外活動を工夫している。
(考察)
・今後も、長期休暇の活動の工夫を図っていく。
子どもの状況に応じて、個別活動と集団活動を適宜組み合わせて放課後等デイサービス計画を 作成しているか。
・はい(67%) ・いいえ(0%) ・どちらでもない(33%)
(意見)
・今後とも学習支援を大切に、職業体験、社会見学、創作活動等、様々な活動をしていければいいと思います。
・集団活動とはいかないが、行事の中で小グループやペアで活動を行っている。
(考察)
・通常は学習支援を通してソーシャルスキルを高めていく指導を小集団の中で行っているが、子どもにニーズにより、集団の中ではなく、マンツーマンでの指導を進めている。集団活動は、休憩時間に設定している。
・子どものニーズに合った活動を個に応じて設定している。
支援開始前には、職員間で必ず打ち合わせをし、その日行われる支援の内容や役割分担について
確認しているか。
・はい(89%) ・いいえ(0%) ・どちらでもない(11%)
(考察)
・当日の支援計画の作成とともに、朝の打ち合わせで役割分担等の確認を行っている。
支援終了後には、職員間で必ず打ち合わせをし、その日行われた支援の振り返りを行い、
気づいた点を共有しているか。
・はい(56%) ・いいえ(11%) ・どちらでもない(33%)
(考察)
・常勤の職員とは、朝の打ち合わせで支援内容の確認をしているが、臨時の指導員には、指導記録を各自に見てもらっている。特に伝えなければならないことなどの情報は、その都度臨時の指導員と共有している。
日々の支援に関して正しく記録をとることを徹底し、支援の検証・改善につなげているか。
・はい(89%) いいえ(0%) どちらでもない(11%)
(考察)
・今後も、子どもの活動の様子や情緒面での様子を端的に記録していき、支援に役立てていく。
記録と共に、気の付いたことを全員で交流する中で、次回の指導に役立てている。
.
定期的にモニタリングを行い、放課後等デイサービス計画の見直しの必要性を判断しているか。
・はい(78%) ・いいえ(0%) ・どちらでもない(22%)
(考察)
・2か月ごとに評価と短期目標を立てている。また、6カ月ごとに全体をまとめ保護者に説明を行っている。1年が終了した際は、保護者面談を行い次の計画に反映させている。
ガイドラインの総則の基本活動を複数組み合わせて支援を行っているか。
・はい(44%) ・いいえ(0%) ・どちらでもない(56%)
(意見)
・学習活動がメインなので、運動に関しては支援内容に入れていない。
(考察)
・自立支援を日常生活の充実ための活動として、学習を通して行っている。また、休憩時や、年間行事の中で創作活動を取り入れている。地域との交流の面では、地域の祭りに出店を出したり、生協などでの職場体験を取り入れたりしている。また、長期休業中には社会見学も行っている。
特別支援学級に在籍する中学生は、長期休業中にユニクロでの職場体験を実施している。
4.関係機関や保護者との連携
障害児相談支援事業所のサービス担当者会議にその子どもの状況に精通した最もふさわしい者が
参画しているか。
・はい(67%) ・いいえ(0%) ・どちらでもない(33%)
(考察)
・現在札幌市において、相談支援授業所を通さず来所している児童が少なくないのが現状である。相談支援事業所を通して来所している児童に関しては、参画しているが、内容的に充実している相談支援事業所があまりない。
学校との情報共有(年間計画・行事予定等の交換、子どもの下校時刻の確認等)連絡調整
(送迎時の対応、トラブル発生時の確認等)を適切に行っているか。
・はい(78%) ・いいえ(0%) ・どちらでもない(22%)
(考察)
・各学校との情報共有・連絡調整は必要に応じ適切に行っている。
医療的ケアが必要な子どもを受け入れる場合は、子どもの主治医と連携体制を整えているか。
・はい(11%) ・いいえ(0%) ・どちらでもない(89%)
(考察)
・現在、対象となる児童が来所していない。また、医療的ケアの必要な子どもの受け入れを現在考えていない。
就学前に利用していた保育園や幼稚園、認定こども園、児童発達支援事業所等との間で情報
共有と相互理解に努めているか。
・はい(33%) ・いいえ(0%) ・どちらでもない(67%)
(意見)
・これまで該当する児童を受け入れた事は無いが、必要に応じて連携する。
(考察)
・保護者からの聞き取りで就学前の様子は把握できている。今後必要な場合には、保育所等と連携していく。
学校を卒業し、放課後等デイサービス事業支援から障害福祉サービス事業所へ移行する場合、
それまでの支援内容等の情報を提供する等しているか。
・はい(56%) ・・いいえ(0%) ・どちらでもない(44%)
(考察)
・現在対象の児童がいない。今後対象児童が出てきた場合には、情報の提供をしていく。
児童発達支援センターや発達障害者支援センター等の専門機関と連携し、助言や研修等を
受けているか。
・はい(44%) ・いいえ(0%) ・どちらでもない(56%)
(考察)
・必要な場合には、助言を受けている。また、研修の内容を吟味して参加を心がけている。電話によって情報を交換したり助言を受けている。
(地域自立支援)協議会等へ積極的に参加しているか。
・はい(11%) ・いいえ(56%) ・どちらでもない(33%)
(意見)
・事業所では意識して、そのような活動はしていないと思います。
(考察)
・案内が来ていないため参加していない。また、出席する会議の時間帯が合わないと考えられる。
日頃から子どもの状況を保護者と伝えあい、子どもの発達の状況や課題について共通理解を
図っているか。
・はい(89%) ・いいえ(0%) ・どちらでもない(11%)
(考察)
・定期的な面談以外でも、保護者の相談など丁寧に対応し、保護者からの電話相談や面談要請がある。退所後にも相談を受けたりすることがある。
保護者の対応力の向上を図る観点から、保護者に対してペアレントトレーニング等の支援を
行っているか。
・はい(67%) ・いいえ(0%) ・どちらでもない(33%)
(意見
・保護者からの相談や、こちらから先にアドバイスする事がある。
・ペアレントトレーニングを紹介したことがある。
(考察)
・家庭内での養育についてのアドバイスを行っている。
5.保護者への説明責任等
運営規定、支援内容、利用者負担等について丁寧な説明を行っているか。
・はい(78%) ・いいえ(0%) ・どちらでもない(22%)
(考察)
・契約時には細かく説明を行っており、面談においても支援内容の説明をきめ細かく行っている。
保護者からの子育ての悩み等に対する相談に適切に応じ、必要な助言と支援を行っているか。
・はい(89%) ・いいえ(0%) ・どちらでもない(11%)
(考察)
・保護者からの相談は、電話相談や来所しての相談がある。また、こちらが気になっていることがあった場合には、こちらから電話をして様子を交流するなどきめ細かな対応をしている。
父母の会の活動を支援したり、保護者会等を開催する等により、保護者同士の連携を
支援しているか。
・はい(78%) ・いいえ(0%) ・どちらでもない(22%)
(意見)
・今後、保護者の方も参加出来る様な行事は出来れば良いと思います。
(考察)
・保護者会に関しては、積極的に支援はしていない。迎えに来た保護者同士や、各学校ごとでの交流が主である。
子どもや保護者からの苦情について、対応の体制を整備するとともに、子どもや保護者に
周知し、苦情があった場合に迅速かつ適切に対応しているか。
・はい(78%) ・いいえ(0%) ・どちらでもない(22%)
(考察)
・苦情や相談のしやすい雰囲気づくりを心がけ、苦情への対応は迅速に行っている。
定期的に会報等を発行し、活動概要や行事予定、連絡体制等の情報を子どもや保護者に
対して発信しているか。
・はい(67%) ・いいえ(0%) ・どちらでもない(33%)
(考察)
・「ひばりんだより」を発行し、活動等の情報を発信している。
個人情報に十分注意しているか。
・はい(89%) ・いいえ(0%) ・どちらでもない(11%)
(考察)
・USBメモリーの保管、持ち出しの禁止、文書等の保管に関しては、十分注意をしている。
障害のある子どもや保護者との意思疎通や情報伝達のための配慮をしているか。
・はい(89%) ・いいえ(0%) ・どちらでもない(11%)
(考察)
・傾聴を心がけ、適切な対応に心がけている。
事業所の行事に地域住民を招待する等、地域に開かれた事業所運営を図っているか。
・はい(33%) ・いいえ(0%) ・どちらでもない(67%)
(意見)
・行事に招待する事は無いが、地域行事に参加することがある。地域の企業と連携した活動を行っている
(考察)
・地域の小学校のPTA祭りに参加し、出店を出したり、生協での職場体験等地域との交流を図っている。
6.非常時等の対応
緊急時対応マニュアル、防犯マニュアル、感染症マニュアルを策定し、職員や保護者に周知
しているか。
・はい(67%) ・いいえ(0%) ・どちらでもない(33%)
(考察)
・各マニュアルの周知が徹底していない部分があったので、アンケート実施後周知を徹底させた。
非常災害の発生に備え、定期的に避難訓練、救出その他の必要な訓練を行っているか。
・はい(78%) ・いいえ(0%) ・どちらでもない(22%)
(考察)
・避難訓練週間を設け、地震・火災による避難訓練をすべての曜日の子どもたちに実施している。また、避難訓練の実施にあたり、厚別消防署・白石消防署の職員による指導を受けている。
虐待を防止するため、職員の研修機会を確保する等、対応しているか。
・はい(67%) ・いいえ(0%) ・どちらでもない(33%)
(考察)
・職場内研修と、研修会の参加をしているが、臨時の指導員に対する研修が打ち合わせ時のみであったので、研修の機会を設けていく。
」
ヒヤリハット事例集を作成して事業所内で共有しているか。
・はい(78%) ・いいえ(38%) ・どちらでもない(22%)
(考察)
・作成し共有し、事故の防止に心がけている。