ひばりん      

 

                               

 

                        

 

平成30年 9月 10日発行 第55号

 

 

 

北海道胆振東部地震のお見舞い申し上げます

 

 

 

 先週6日(木曜日)に襲ってきた、北海道胆振東部地震においては、夜のこともあり皆様大変だったことと思います。特に子どもたちは、激しい揺れと共に、その後の停電により恐怖に襲われていたことと思います。

 

 皆様、おけが等の被害はございませんでしたでしょうか。中には、タンスが倒れてきたりテレビが壊れたりと家屋の被害があったとも伺っております。また、断水が続きやっと週末に復旧したものの濁水のためまだ使うことができない方もいらっしゃいます。中には、避難所に避難なさった方たちもいらっしゃいました。

 

 夜暗いことに対する不安は子どもたちに精神的なストレスを与えたことと思います。

 

 地震のお見舞いを申し上げます。

 

 さて、地震が少しおさまりましたが、まだ余震が続いております。また、本震がこの後来るということも言われています。十分気をつけてお過ごしただきたいと思います。

 

 

 

子どもたちのケアを~

 

 子どもたちは地震以降、たくさんのストレスを抱えていると思います。表面上では、何でもないように見えているかもしれませんが、心の中は不安でいっぱいだと思います。夜が来る怖さ、揺れに対する恐怖心、親が側を離れる恐怖心などたくさんの不安を抱えていることと思います。

 

 保護者の皆様は、今週から普段の生活が始まり、お仕事も再開していることと思います。また、学校も今週から段階的に始まってきています。

 

 家庭においては、子どもが今までになく甘えてくることがあると思います。お忙しいこととは思いますが、そのような時に子どもを抱きかかえるなど安心させてください。時は、一緒に布団に入って寝たいというようなこともあると思います。小学生、中学生に限らず、年齢に関係なく受け止めてあげてください。スキンシップを求めています。十分に受け止め安心させてあげてください。

 

 食欲がなくなったり、突然声を出したり、泣き始めたりといった行動をとるケースもあると思います。優しく受け止め、じっくりとかかわってあげていただきたいと思います。

 

 

 

 ひばりんは、今週から普段通りに開所いたします。学校がまだ休校のところもあり、余震が続いていますが、少しでも、子どもたちにひばりんで安心感を与え不安を和らげてあげたいと思っています。

 

 通所後の指導に当たっては、学習をいたしますが、子どもの様子を見ながら、学習ではなく子どもの話を聞いたりゆったりとした活動をしたりしていきたいと考えております。今週は、子どもの様子を見ながら心のケアをしていきたいと考えております。子どもの様子等でお困りのことがございましたら、いつでもご相談ください。