6月に入りました。先日運動会に行ってまいりました。晴天の中子どもたちは元気に走ったり演技をしたりしていました。5月31日は、札幌市のほとんどの学校の運動会でした。スタッフと二人で、3校の運動会を見て回りました。

6月に入り、見学の問い合わせが続いています。また、14日に行う講演会の申し込みも来ています。「ひばりん」に関心を持っていただいており、感謝しています。

先日連絡ノートに保護者からこんな声が書かれていました。

「帰ってきた時の様子がとても落ち着いているんです。あれほど嫌がっていた勉強をしてきたとは思えないほどです。

 今まで本人が困りいろいろな形でストレスを出していたのかもしれません。学校に相談しても無理で、結局学校を休ませるという選択しかありませんでした。勉強に関しても、宿題をさせるまでがとても大変で、勉強以前の問題でした。勉強も「やらされている。」と言っていました。今まで学校に行くときにすべての教科をランドセルに入れていたり、筆入れがパンパンになるほど筆記用具を入れていたのが、「ひばりん」に通ってから、「今度から必要なものだけ持っていこうかな。」と言い、時間割の道具を用意し、筆入れの中の整理も自分からしました。子どもの中で何が起こり、変化をしたのかはわかりませんが、まずは安心しています。」

とてもうれしい内容が書かれていました。子どもが少しずつ変容を遂げています。今までつらい思いをしていた子どもが、自分の力を発揮し、発揮したときの喜びを味わったとき子どもは変容します。そのためには、子どもに寄り添い、見取り・関わり・励まし・認める姿勢が大切だと思っています。